06 嫌な女


 吟侍は何となくムスッとしているソナタ、ステラ、エカテリーナよりも比較的冷静なレスティーやディアマンテに話しかけてどうするか相談した。
 すると、ディアマンテは同化している怪物の一つに万能言語細胞(ばんのうげんごさいぼう)を持って居るのが居て、彼女から生成したものを食べれば、ある程度、コミュニケーションが取れるかも知れないとの事だった。
 早速、吟侍の役に立ち、ディアマンテは、
「うれしいですぅ~」
 と喜び、彼に抱きついて感謝の気持ちを示した。
 それが、ソナタ、ステラ、エカテリーナの感情を逆立てる。
 ソナタは、
「ちょっと、あんた、何やってんのよ」
 と言ったが、ディアマンテは、
「何って感謝の印ですよ」
 と答える。
 ステラは、
「正式に、ブルー・フューチャーに抗議するわよ」
 と言った。
 彼女はグリーン・フューチャーのメンバーとして、ブルー・フューチャーのメンバーであるディアマンテとは同盟関係にあるが、これは看過(かんか)出来なかった。
 自分達は吟侍にキスを迫った事もあるのだが、それは棚に上げてしまっている。