クアースリータは、
「お土産、楽しみだなぁ~」
 とつぶやいた。
 取り巻き達は、
「?」
 と思いながらもそれを問いただす事は無礼に当たるとしてしなかった。
 このことが吉と出るか凶と出るかは吟侍達の行動しだいという所だろう。
 何にしても、吟侍達はうまく、クアースリータの配下の目を盗み、ロスト・ネット・ワールドに侵入する事が出来た。
 ロック達や那遠などの留守番組達は一回戻って来ると思ったので、まさか、そのまま、ロスト・ネット・ワールドに突入しているとは思っていなかった。
 突然にして、いきなり、ロスト・ネット・ワールドでの冒険が始まる事になった。
 だが、このタイミングを逃せば、その後、いつロスト・ネット・ワールドに行けるかわからなかった。
 絶対に外せなかったタイミングと言えたのだ。