ディアマンテは、
「吟侍様、よろしくですぅ」
 と言ってぺこりと挨拶した。
 吟侍は内心、
(ま、また、女の子が増える……)
 と思った。
 セレークトゥース・ワールドでは、女子トークをされて肩身の狭い思いをしたので、今度、冒険に出るときは同性を連れて行こうと思っていたのだが、このままではまた何となく居心地の悪いハーレム状態となりそうだった。
 せっかく再会したカミーロとロックはさっき、どこかに行ってしまったし(ソナタが居るから戻って来るだろうが)、男性率が更に減るのはちょっと困るなぁ~と思ったのだった。
 だが、邪険にも出来ない。
 なので、吟侍は、
「ん、まぁ、よろしくな」
 となんとも歯切れの悪い返事になった。
 ディアマンテは、
「あ~、吟侍様、私と一緒なのがうれしく無いんですかぁ~?」
 と言った。
 吟侍は、
「そ、そんな事はないぞ。綺麗な子が仲間に加わるのはうれしいぞ、おいら……」
 と言って誤魔化したつもりだったが、それに敏感に反応したのが、
 ソナタ、ステラ、エカテリーナだった。