03 神上立者(しんじょうりっしゃ)との対話
吟侍はあたりを見回す。
周りには何もない――というか見えない。
周りには誰も――いや、いつの間にか一つの光が近づいて来た。
その存在は神上立者(しんじょうりっしゃ)と呼ばれる存在だった。
神や悪魔を超越しきった存在とされ、この神上立者よりも上の存在は神超存(しんちょうそん)しかいないとされる存在だ。
この神上立者は怪物ファーブラ・フィクタをも震え上がらせるほど、高位な存在であると言える。
神上立者は、
『そなたが怪物ファーブラ・フィクタの後世の存在、芦柄 吟侍……』
と言った。
吟侍は、
「確かにおいらは、芦柄 吟侍ってもんだ。あんたは?」
と聞いた。
雰囲気だけでも、吟侍とは次元違いの存在だというのはわかって居る。
だが、クアンスティータの宇宙世界を旅していたという事もあり、あまり恐怖感は感じなかった。
これがセレークトゥース・ワールドに行く前の吟侍だったならばこうは行かなかっただろう。
神上立者は、
『怪物ファーブラ・フィクタはついに、やってしまった。今の状態でさえ、クアンスティータと呼ばれる存在の力は神超存様とほぼ互角の力を持っている。二つ目の体を手にした時にはもはや神超存様のお力さえ及ばないだろう』
と言った。
真意のほどはいまいち定かではないが、とにかく、クアンスティータが神超存さえ、手の届かなくなるような領域に、第二本体ルーミスの誕生時に到達してしまうという事だというのは何となくわかった。
吟侍はあたりを見回す。
周りには何もない――というか見えない。
周りには誰も――いや、いつの間にか一つの光が近づいて来た。
その存在は神上立者(しんじょうりっしゃ)と呼ばれる存在だった。
神や悪魔を超越しきった存在とされ、この神上立者よりも上の存在は神超存(しんちょうそん)しかいないとされる存在だ。
この神上立者は怪物ファーブラ・フィクタをも震え上がらせるほど、高位な存在であると言える。
神上立者は、
『そなたが怪物ファーブラ・フィクタの後世の存在、芦柄 吟侍……』
と言った。
吟侍は、
「確かにおいらは、芦柄 吟侍ってもんだ。あんたは?」
と聞いた。
雰囲気だけでも、吟侍とは次元違いの存在だというのはわかって居る。
だが、クアンスティータの宇宙世界を旅していたという事もあり、あまり恐怖感は感じなかった。
これがセレークトゥース・ワールドに行く前の吟侍だったならばこうは行かなかっただろう。
神上立者は、
『怪物ファーブラ・フィクタはついに、やってしまった。今の状態でさえ、クアンスティータと呼ばれる存在の力は神超存様とほぼ互角の力を持っている。二つ目の体を手にした時にはもはや神超存様のお力さえ及ばないだろう』
と言った。
真意のほどはいまいち定かではないが、とにかく、クアンスティータが神超存さえ、手の届かなくなるような領域に、第二本体ルーミスの誕生時に到達してしまうという事だというのは何となくわかった。