だが、三人は与粋の前に【ディプミラ】とのゲームをやっていた誰か達のサポートもやっていた経験があるらしいのは聞かされている。
 【ディプミラ】のゲームは基本的には一人用ではなく、複数の人数でやるものらしい。
 今まで一人でやっていた与粋の方が珍しいのだという。
 なので、これから、【ディプミラ】とのゲームをやる様になる時は、彼女達のサポートも得ることになるかも知れない。
 とは言うものの、まだ、紹介さえしてもらっていない。
 【くゆり】さんも加えて、自分が知らない女性が少なくとも四人、唯愛との共同生活をする屋敷で暮らしているという事が与粋の緊張を高めていた。
 女の子とろくに話したこともない与粋にとって、知らない女性が居るというだけで相当なプレッシャーになっていたのだ。
 唯愛との話ではほっぺたがとろけ落ちそうなデレ~っとした生活になることを予想していたのだが、実際は、知らない誰かがいるという緊張感がまず先に立っていた。
 与粋は、
(お、思っていたのと違う……)
 と思った。
 思えば唯愛とも結構、認識の違いというのが目立っていた。
 彼女は与粋の事を高く評価していたが、実際の与粋はビクビクしていた。
 という様に思っている事がまるで違っていたので、当然、唯愛が抱いていた構想と与粋が抱いていた思惑も違ってくるのは仕方の無い事だった。
 ――何となく居心地の悪さを感じる。
 だが、とにかく、この環境に慣れなくてはならない。
 せっかく、自分の趣味を継続する場所を提供してもらったのだ。