【釣り】と【狩り】――また、これまでの側体クアンスティータとは違ったテーマの様だ。
 やはり、十七の側体は全員、それぞれ、違った個性を持っていると思って間違いないようだ。
 【ゆのあ】が、
「他には無いの?」
 と聞くと、レマの巨大胸像は、
「ウァウスクス様は【規則】を大事にされる方と思って居ます。決められた【ルール】を大切にされるお方です」
 と答えた。
 【釣り】と【狩り】、そして【規則(ルール)】――
 それが前情報として確認したカノン達はレマの巨大胸像に別れを告げ、レマのエリアを後にした。
 目指すは、第五側体クアンスティータ・ウァウスクスのエリア。
 そこでは如何なる事が待ち受けているのか?
 幸運か絶望かはたまたそれとも違う別の事か?
 それは行ってみるまでわからない。
 期待と不安が入り交じった感情を抱いたまま、カノン達は【飛行移動装置】に乗り込み、ウァウスクスのエリアを目指して、出発した。


続く。