トルムドアによると、ソリイントゥス・ワールドとは【芸術】の宇宙世界であると言う。
絵画や彫刻などが数多く存在する場所らしい。
【ゆのあ】は、
「へぇ~なんだか、美術館や博物館巡りみたいな感じになるのかしらねぇ?」
――と、のんきな事を言っていたが、相手は側体でもクアンスティータなのだ。
ただの【芸術】であるはずが無い。
ただの絵画や彫刻であるはずがない。
間違い無く何か他にあるだろう。
そのことは覚悟して行かなければならない。
【ゆのあ】の方もその事は先刻承知のようだ。
先ほどの台詞は場を和ませようと言っただけのようだ。
巨大胸像のトルムドアとの交渉――というよりは交流をして行ったがいつまでもそうしている訳には行かない。
次のエリアに進む時が近づいて来た。
トルムドアの巨大胸像は、
「二人ともまた、行っちゃうの?」
と寂しそうな声を上げた。
せっかく再会したのにもうお別れだと思っているのだ。
カノンは、
「出発する時、言ったでしょ。必ず戻って来るって」
と言って、【ゆのあ】は、
「そうそう。だから【さようなら】じゃなくて【またね】だよ」
と言ってウインクして見せた。
トルムドアの巨大胸像は、
「約束だよ。また戻って来るって」
と泣きそうな声で言った。
カノンは、優しく微笑み
「うん。約束だね。約束は守らないといけないよね。また、会おうねトルムドアちゃん。絶対に戻って来るからそれまで元気でね」
と言い、【ゆのあ】は、
「私も約束。戻って来るよ。約束は破らない。また、今度ね」
と言った。
トルムドアの巨大胸像は、涙声で、
「……ぐすっ……うん。わかった。じゃあ、約束だよ、二人とも……」
と言い、目の光が消えた。
トルムドアが巨大胸像から意識を離したのだろう。
トルムドアの巨大胸像との交流を通して、大体、他の側体との交渉の手順もわかった。
後は、これを実践していくだけだ。
絵画や彫刻などが数多く存在する場所らしい。
【ゆのあ】は、
「へぇ~なんだか、美術館や博物館巡りみたいな感じになるのかしらねぇ?」
――と、のんきな事を言っていたが、相手は側体でもクアンスティータなのだ。
ただの【芸術】であるはずが無い。
ただの絵画や彫刻であるはずがない。
間違い無く何か他にあるだろう。
そのことは覚悟して行かなければならない。
【ゆのあ】の方もその事は先刻承知のようだ。
先ほどの台詞は場を和ませようと言っただけのようだ。
巨大胸像のトルムドアとの交渉――というよりは交流をして行ったがいつまでもそうしている訳には行かない。
次のエリアに進む時が近づいて来た。
トルムドアの巨大胸像は、
「二人ともまた、行っちゃうの?」
と寂しそうな声を上げた。
せっかく再会したのにもうお別れだと思っているのだ。
カノンは、
「出発する時、言ったでしょ。必ず戻って来るって」
と言って、【ゆのあ】は、
「そうそう。だから【さようなら】じゃなくて【またね】だよ」
と言ってウインクして見せた。
トルムドアの巨大胸像は、
「約束だよ。また戻って来るって」
と泣きそうな声で言った。
カノンは、優しく微笑み
「うん。約束だね。約束は守らないといけないよね。また、会おうねトルムドアちゃん。絶対に戻って来るからそれまで元気でね」
と言い、【ゆのあ】は、
「私も約束。戻って来るよ。約束は破らない。また、今度ね」
と言った。
トルムドアの巨大胸像は、涙声で、
「……ぐすっ……うん。わかった。じゃあ、約束だよ、二人とも……」
と言い、目の光が消えた。
トルムドアが巨大胸像から意識を離したのだろう。
トルムドアの巨大胸像との交流を通して、大体、他の側体との交渉の手順もわかった。
後は、これを実践していくだけだ。