だが、これは思っても無い事だ。
それならそれでショッピングを楽しむだけだ。
【ゆのあ】にも着いてきてもらって、何を食べるか相談しようと思った。
カノンが品物を選んでいると、【ゆのあ】は、
「へぇ~カノンさんってお買い物も上手なんですね」
と聞いてきたので、思わず、
「え?」
と聞き返した。
すると、【ゆのあ】は、
「あ、気に障ったらごめんなさい。お姫様だって聞いたから、てっきりこういう事はしないのかと……」
と答えた。
カノンは、
「あ、そうですね、一般的な王女のイメージはそうかも知れませんね。実は私、幼なじみがいて、よくままごととかしたんですよ。ライバル――、恋のライバルって事になるのかな?ふーちゃん――双葉ちゃんっていう幼なじみがいて、私と彼女は吟ちゃん――吟侍くんっていう男の子を好きだったんですけど、よくお母さん役を取り合ってもめたんですよね。その時、吟侍くんにどちらがお母さんにふさわしいかって判断してもらっていたんですけど、お買い物対決ではいつも負けていたんです。お花ちゃんは――あ、私のことですけど、お買い物の相場がわかってないって言われて――悔しくて、ふーちゃんに頭を下げていろいろ教えてもらったんです。どういうものが旬の食べ物で、どこが安く仕入れられるか。そういう事をいろいろと……その時の経験はその後の研究などでも大変役に立ってます。大変貴重な経験でした」
と昔を懐かしむ様に言った。
「その幼なじみさんとは今でも?」(【ゆのあ】)
「吟侍くん……」(カノン)
「吟ちゃんでいいですよ。その方が呼びやすいんでしょ?」(【ゆのあ】)
「あ、じゃあ、吟ちゃんとは念願叶って恋人同士という事になりました。でも、ふーちゃんは遠いお空で見守ってくれています」(カノン)
「あ、ごめんなさい」(【ゆのあ】)
「いえ、良いんですよ。ここへ来る前の連絡によるとふーちゃんの生まれ変わりの女の子が居たって教えてくれて……」(カノン)
「そうですか、それは良かったですね。ところで吟侍さんは今は?」(【ゆのあ】)
「実は私達、友達を救出する活動をしている途中で、吟ちゃんは惑星ウェントスという星に私達は惑星アクアという星にいたんですが、トルムドアちゃん――クアンスティータ・トルムドアちゃんに連れて来られて少し寄り道をしている所なんです」(カノン)
「なるほど……」(【ゆのあ】)
「あの……本当はお食事をしながらでもと思ったんですが、今、言いますね。もし、良かったらなんですが、一緒に、くーちゃん――クアンスティータちゃんの側体の【コンタクト・ポイント】を回りませんか?くーちゃんの事を研究なさっているのであれば参考にさせていただきたい事などもあるかも知れませんし、私としては大変、助かるのですが……」(カノン)
「良いですよ。ご一緒しましょう」(【ゆのあ】)
「本当ですか?ありがとうございます」(カノン)
という具合に、カノンは【ゆのあ】と同行することが決まった。
それならそれでショッピングを楽しむだけだ。
【ゆのあ】にも着いてきてもらって、何を食べるか相談しようと思った。
カノンが品物を選んでいると、【ゆのあ】は、
「へぇ~カノンさんってお買い物も上手なんですね」
と聞いてきたので、思わず、
「え?」
と聞き返した。
すると、【ゆのあ】は、
「あ、気に障ったらごめんなさい。お姫様だって聞いたから、てっきりこういう事はしないのかと……」
と答えた。
カノンは、
「あ、そうですね、一般的な王女のイメージはそうかも知れませんね。実は私、幼なじみがいて、よくままごととかしたんですよ。ライバル――、恋のライバルって事になるのかな?ふーちゃん――双葉ちゃんっていう幼なじみがいて、私と彼女は吟ちゃん――吟侍くんっていう男の子を好きだったんですけど、よくお母さん役を取り合ってもめたんですよね。その時、吟侍くんにどちらがお母さんにふさわしいかって判断してもらっていたんですけど、お買い物対決ではいつも負けていたんです。お花ちゃんは――あ、私のことですけど、お買い物の相場がわかってないって言われて――悔しくて、ふーちゃんに頭を下げていろいろ教えてもらったんです。どういうものが旬の食べ物で、どこが安く仕入れられるか。そういう事をいろいろと……その時の経験はその後の研究などでも大変役に立ってます。大変貴重な経験でした」
と昔を懐かしむ様に言った。
「その幼なじみさんとは今でも?」(【ゆのあ】)
「吟侍くん……」(カノン)
「吟ちゃんでいいですよ。その方が呼びやすいんでしょ?」(【ゆのあ】)
「あ、じゃあ、吟ちゃんとは念願叶って恋人同士という事になりました。でも、ふーちゃんは遠いお空で見守ってくれています」(カノン)
「あ、ごめんなさい」(【ゆのあ】)
「いえ、良いんですよ。ここへ来る前の連絡によるとふーちゃんの生まれ変わりの女の子が居たって教えてくれて……」(カノン)
「そうですか、それは良かったですね。ところで吟侍さんは今は?」(【ゆのあ】)
「実は私達、友達を救出する活動をしている途中で、吟ちゃんは惑星ウェントスという星に私達は惑星アクアという星にいたんですが、トルムドアちゃん――クアンスティータ・トルムドアちゃんに連れて来られて少し寄り道をしている所なんです」(カノン)
「なるほど……」(【ゆのあ】)
「あの……本当はお食事をしながらでもと思ったんですが、今、言いますね。もし、良かったらなんですが、一緒に、くーちゃん――クアンスティータちゃんの側体の【コンタクト・ポイント】を回りませんか?くーちゃんの事を研究なさっているのであれば参考にさせていただきたい事などもあるかも知れませんし、私としては大変、助かるのですが……」(カノン)
「良いですよ。ご一緒しましょう」(【ゆのあ】)
「本当ですか?ありがとうございます」(カノン)
という具合に、カノンは【ゆのあ】と同行することが決まった。