02 クアンスティータ・トルムドアとの【コンタクト・ポイント】を目指して
旅立ちの準備を整えるカノンの元に、トルムドアが来た。
やっぱり、同じトルムドア・ワールド内とは言え、離れるのが寂しいのだ。
トルムドアは、
「あの……ね、カノンママ、本当に、本当に行っちゃうんだよね?」
と言った。
顔全体で寂しいと表現しているような表情だった。
カノンは、そんなトルムドアの頭を優しく撫でて、
「トルムドアちゃん。前にも言ったでしょ。永遠のお別れじゃないのよ。だって、あなたは私の娘なんですもの。例え離れていたって私とトルムドアちゃんの絆は不滅だよ。戻って来るから――大丈夫、大丈夫――」
と言った。
とは言われてもトルムドアにとっては、他の側体クアンスティータの管轄にいずれ足を踏み入れようとしているカノンの事が心配だった。
殺されてしまうかも知れない――と。
シュンっとなるトルムドアにカノンは、
「そんなに、心配しないで。それじゃ、ママ、行けないじゃない。よい子にして待ってて。必ず帰るから」
と言ってにっこり笑った。
トルムドアは、
「ホントだよ。ホントに帰ってきてよ」
と言った。
カノンは、
「ホント、ホント」
と言う。
だが、トルムドアは自分と同じ力を持つ他の側体クアンスティータが甘くないという事は十分に承知していた。
だから、心配だったのだ。
カノンは、
「心配性だなぁ~。じゃあ、トルムドアちゃんの力を込めた物、一つ貸してもらえるかな?必ず返しに帰るから。それで良い?」
と言った。
カノンはその預かる物を使おうとは思って居ない。
あくまでも自分の力でなんとかしようと思っている。
だが、トルムドアの心配を解消出来るのであれば、お守り代わりに預かっておこうと思ったのだった。
トルムドアは、
「ちょっと、待ってて、今、とっておきのを持ってくるから」
と言って、一旦その場を離れた。
カノンとしては、大したものでなくてよかったのだが、トルムドアがそれで気が済むというのならば、そうさせておこうと判断した。
これも一種の交渉である。
トルムドアを置いて、冒険に出るという事での。
この交渉はうまく行ったようだ。
トルムドアは結局どれを渡せば良いのか迷ってしまい、カノンの最初の冒険がトルムドアとのコンタクトポイントなので、そこに着くまでに選んだアイテムを届けるという事で話しはついた。
トルムドアに見送られ、さぁ、カノンの冒険の始まりだ。
旅立ちの準備を整えるカノンの元に、トルムドアが来た。
やっぱり、同じトルムドア・ワールド内とは言え、離れるのが寂しいのだ。
トルムドアは、
「あの……ね、カノンママ、本当に、本当に行っちゃうんだよね?」
と言った。
顔全体で寂しいと表現しているような表情だった。
カノンは、そんなトルムドアの頭を優しく撫でて、
「トルムドアちゃん。前にも言ったでしょ。永遠のお別れじゃないのよ。だって、あなたは私の娘なんですもの。例え離れていたって私とトルムドアちゃんの絆は不滅だよ。戻って来るから――大丈夫、大丈夫――」
と言った。
とは言われてもトルムドアにとっては、他の側体クアンスティータの管轄にいずれ足を踏み入れようとしているカノンの事が心配だった。
殺されてしまうかも知れない――と。
シュンっとなるトルムドアにカノンは、
「そんなに、心配しないで。それじゃ、ママ、行けないじゃない。よい子にして待ってて。必ず帰るから」
と言ってにっこり笑った。
トルムドアは、
「ホントだよ。ホントに帰ってきてよ」
と言った。
カノンは、
「ホント、ホント」
と言う。
だが、トルムドアは自分と同じ力を持つ他の側体クアンスティータが甘くないという事は十分に承知していた。
だから、心配だったのだ。
カノンは、
「心配性だなぁ~。じゃあ、トルムドアちゃんの力を込めた物、一つ貸してもらえるかな?必ず返しに帰るから。それで良い?」
と言った。
カノンはその預かる物を使おうとは思って居ない。
あくまでも自分の力でなんとかしようと思っている。
だが、トルムドアの心配を解消出来るのであれば、お守り代わりに預かっておこうと思ったのだった。
トルムドアは、
「ちょっと、待ってて、今、とっておきのを持ってくるから」
と言って、一旦その場を離れた。
カノンとしては、大したものでなくてよかったのだが、トルムドアがそれで気が済むというのならば、そうさせておこうと判断した。
これも一種の交渉である。
トルムドアを置いて、冒険に出るという事での。
この交渉はうまく行ったようだ。
トルムドアは結局どれを渡せば良いのか迷ってしまい、カノンの最初の冒険がトルムドアとのコンタクトポイントなので、そこに着くまでに選んだアイテムを届けるという事で話しはついた。
トルムドアに見送られ、さぁ、カノンの冒険の始まりだ。