半分では敬いつつも、もう半分は疑ってかかるという事をしなくてはならない。
そういう腹芸は当然、タティーはしたことが無かった。
どうやって調査すれば良いのかわからないのだ。
今まで先延ばしにしてきた問題がついにどうにかしてやらなくてはならない状況になってきたのだ。
謁見が近づくにしたがってタティーは、
(どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう……)
と、どんどんうろたえて行く。
タティーの心臓は早鐘の様にがんがん鳴り響いていた。
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ……
心臓のドキドキが止まらない。
どんどん追い詰められていく気分だった。
とても相手を問い詰める立場の存在とは思えなかった。
関所も1つ2つと進んで行った。
残す所関所も後1つ。
そこを抜けると、いよいよ神託の間まですぐの所にくる。
タティーは、
「ちょ、ちょっとお風呂に入って一息を……」
と言ったが、【クインスティータ】が、
「バカ言わないでくださる?調査に来ている最中に入浴する存在がどこの世界にいらっしゃるというの?」
と言った。
ここに居ます。
私はすぐにでも入って落ち着きたいです。
とタティーは主張したかった。
だが、タティー自身もわかる。
そんな主張は決して通らないということを。
タティーにとっては気分を落ち着けるのはお風呂が一番なのだ。
だが、それは許されない。
行くしか無いのだ。
タティーは追い詰められた時、いつも人間だった頃を思い出す。
今回は、学級委員に選ばれた時の事だ。
目立ちたくない彼女はあまり仕事が無かった美化委員になりたかったのだが、誰かが、
「学級委員長はタティー・クアスンさんが良いと思います」
と推薦した。
あまりまじめなクラスでも無かったその時のクラスは、誰も学級委員長になりたがらなかった。
つまり、面倒臭い仕事をタティーに押しつけたのだ。
それを嫌ですと言えなかったタティーは、その後、一年間、やりたくもない学級委員長になり、主張が出来ない彼女は仕事面で不評を買い、使えない学級委員長という評価を受けたという暗い過去があった。
好きでなったんじゃないもん。
無理矢理、学級委員長にさせられたんだもん。
とは言えなかった。
そんな辛い過去を思い出す。
あぁ、人間止めてもおんなじことやってるなぁ私……
と涙ぐみながら、しみじみと思うのだった。
そんなタティーも年貢の納め時――
ついに、最後の関所を通り、神託の間に通された。
中には数名の女性が待っていた。
いよいよ、土の神姫巫女がタティー達の前に姿を現そうとしていた。
そういう腹芸は当然、タティーはしたことが無かった。
どうやって調査すれば良いのかわからないのだ。
今まで先延ばしにしてきた問題がついにどうにかしてやらなくてはならない状況になってきたのだ。
謁見が近づくにしたがってタティーは、
(どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう……)
と、どんどんうろたえて行く。
タティーの心臓は早鐘の様にがんがん鳴り響いていた。
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ……
心臓のドキドキが止まらない。
どんどん追い詰められていく気分だった。
とても相手を問い詰める立場の存在とは思えなかった。
関所も1つ2つと進んで行った。
残す所関所も後1つ。
そこを抜けると、いよいよ神託の間まですぐの所にくる。
タティーは、
「ちょ、ちょっとお風呂に入って一息を……」
と言ったが、【クインスティータ】が、
「バカ言わないでくださる?調査に来ている最中に入浴する存在がどこの世界にいらっしゃるというの?」
と言った。
ここに居ます。
私はすぐにでも入って落ち着きたいです。
とタティーは主張したかった。
だが、タティー自身もわかる。
そんな主張は決して通らないということを。
タティーにとっては気分を落ち着けるのはお風呂が一番なのだ。
だが、それは許されない。
行くしか無いのだ。
タティーは追い詰められた時、いつも人間だった頃を思い出す。
今回は、学級委員に選ばれた時の事だ。
目立ちたくない彼女はあまり仕事が無かった美化委員になりたかったのだが、誰かが、
「学級委員長はタティー・クアスンさんが良いと思います」
と推薦した。
あまりまじめなクラスでも無かったその時のクラスは、誰も学級委員長になりたがらなかった。
つまり、面倒臭い仕事をタティーに押しつけたのだ。
それを嫌ですと言えなかったタティーは、その後、一年間、やりたくもない学級委員長になり、主張が出来ない彼女は仕事面で不評を買い、使えない学級委員長という評価を受けたという暗い過去があった。
好きでなったんじゃないもん。
無理矢理、学級委員長にさせられたんだもん。
とは言えなかった。
そんな辛い過去を思い出す。
あぁ、人間止めてもおんなじことやってるなぁ私……
と涙ぐみながら、しみじみと思うのだった。
そんなタティーも年貢の納め時――
ついに、最後の関所を通り、神託の間に通された。
中には数名の女性が待っていた。
いよいよ、土の神姫巫女がタティー達の前に姿を現そうとしていた。