騒ぎを聞きつけて野次馬が集まってきたのだ。
 それで、タティーは、
「は、恥ずかしい……穴があったら入りたい……」
 と言った。
 ――そう、ドスケベ四人衆プラス1が喧嘩していた原因はタティーの体の魅力についてだったのだ。
 まるで、素っ裸にされて大観衆の前に放り出されたような恥ずかしさをタティーは感じた。
 この人達とは無関係ですと言いたかったが、ご丁寧に【リセンシア】が周囲に説明し始めていた。
 周囲のギャラリー達は、
「なるほど、あの娘が……」
「へー、あの子が……」
「修羅場?」
 等と口々に言い、視線をタティーに集中させてきた。
 タティーは、
「か、帰りたい……」
 と言ったが、【クインスティータ】は、
「しゃんとしなさいと言っているでしょ。タティーさん、あなたは仮にもクアンスティータ様の使いなのよ。あなたの恥はクアンスティータ様の恥にもつながりかねないの。それだけは許しませんわよ」
 と言った。