土の姫巫女からしたらまさに神の様な存在であることから【姫巫女】の上に【神】とつけて【神姫巫女】と呼ばれていた。
 そんな姫巫女の神、神姫巫女に会うのは簡単ではなく、いろいろ手続きが必要だった。
 何のアポイントも取らずにいきなり押しかけたのだから当然と言えば当然なのだが、入り口の書類手続きだけで、ずいぶんと待たされた。
 待っている間にちょっとした事もあった。
 ドスケベ四人衆が口論になったのだ。
 そのもめた内容は――
「リーダー、見損なったぞ。おっぱい好きの風上にも置けん」(by【スコント】)
「俺はお尻好きだ。おっぱい信者になどなった覚えはない」(by【プライス】)
「じ、自分は、やはり、くびれだと思うんすよね」(by【ベネフィス】)
「何を言う?やはり御御足の魅力には勝てん……」(by【クリエント】)
 等々だ。
 こうして紹介するのもバカらしい内容だった。
 唯一の全身趣味である【エニグマ】が、
「まぁまぁ、彼女は全部が美しい。それの優劣を決めるなんてナンセンスだ。もっと全体を見ろよブラザー」
 と仲裁に入るが、
「それこそ邪道だ」(by【プライス】)
「恥を知れ恥を」(by【クリエント】)
「くびれの美しさを語る事が出来る親友だと思っていたっすのに……」(by【ベネフィス】)
「おっぱいのやらわかさが一番だろ?大きさじゃねぇ。形だ、美しさだ」(by【スコント】)
 と集中砲火を浴び、【エニグマ】は、
「優しくしてればつけあがりやがって、お前らに、おれっちが全身像の素晴らしさをたたき込んでやる」
 と言って、戦線に加わり、結局五つ巴の殴り合いに発展した。