タティーが、
「さぁ?」
 と答えると、そうでしょう、そうでしょうと言わんばかりに鼻を高くした【クインスティータ】が自分の知っているうんちくを語る。
「それは、女神像が土の属性要素で出来ているからですわ。土の最大神殿としては、自分達の最大神殿をアピールするのにこれ以上ない素材と言えますわね。他の最大神殿の女神像も土の最大神殿の協力のもと、作っていますが、やはり、ご自分達の最大神殿は他の最大神殿とは違うという事を主張したいようですわね」
 と。
 タティーは、
「なるほど……確かに、自分達の仕事ですよと主張したい気持ちもわからなくはないですね」
 と納得した。
 【クインスティータ】は、
「ですが、大きすぎるという意見もありますの。これでは近くまで行って女神像を拝むというありがたみが無いとして批判されてもいますわね。一番よく見えるのがこの距離では遠すぎますもの。まだ、しばらく進まないと土の最大神殿には着きませんわ」
 と言った。
 確かにそうだ。
 大きすぎるというのも考え物だ。
 【クインスティータ】は、
「なので、入り口には100メートルクラスの別の女神像も建ってますの。初めから、それだけあった方が良いのでは?という意見もよく聞きますわね」
 と付け加えた。
 【クインスティータ】による、最大神殿の情報も聞いたところで、更に進む。
 そして、ついに土の最大神殿の入り口についた。
 【クインスティータ】の情報通り、100メートルクラスの女神像が建っていた。
 この100メートルクラスの女神像も近くで見ると圧巻の迫力だった。
 ついに、着いたのだ。
 最大神殿の一つに。