04 超謎考目(ちょうめいこうもく)と離反心夢(りはんしんむ)


 【五将】領を後にしたタティー達は【ヴィホヂット】一味を追って、次なる地、【クアンスティータ学の里】にたどり着いた。
 ここまで来ると、最も近い土の最大神殿まで目と鼻の先とまでも言わないまでもかなり近い位置まで来ている事になる。
 ここから、もう1、2時間も進めば最大神殿の目印ともなる巨大な女神像が小さく見えてくるのだ。
 惑星ファーブラ・フィクタが現界の宇宙世界よりも広い事を考えるとかなり近い距離まで来たと言ってもいいだろう。
 この【クアンスティータ学の里】は文字通り、【クアンスティータ学】を最初に研究した者達が開拓した里であり、民家が数百と、惑星ファーブラ・フィクタの規模から考えるとかなり小さな里ではあるが、【クアンスティータ学】が学べるところとしては有名だった。
 【クアンスティータ学】はクアンスティータとは関係無いのだが、【ヴェール】の基礎原理は【クアンスティータ学】から来ている。
 つまり、何らかの情報を得ることが出来るかも知れないと思って立ち寄ったのだ。
 タティーが偽クアンスティータだとわかると里長(さとおさ)がクアンスティータ学について話してくれた。
 タティー達が興味を持った話は、いろいろあった。
 クアンスティータ学では、いろいろエネルギーを貯める方法が研究されていて、それらは【超謎考目(ちょうめいこうもく)】と呼ばれているという事がわかった。
 クアンスティータ学で発見されるクアンスティータに関する新たな知識等を総称して【超謎考目】と呼ぶという。
 ここでは語られる事は無かったが、【クアンスティータ数】という数の表現やカノン・アナリーゼ・メロディアス第七王女が発見した新金属類の【カノニウム】も【超謎考目】に含まれており、現界の至るところで研究されている。
 【クアンスティータ学】では何が発見されるかわからないので、超越した謎を考えて出てきた品目類を略して【超謎考目】と呼ぶと定義されている。
 クアンスティータの研究者、オタクはもの凄く多く、発見された【超謎考目】は天文学的な数があるとされていて、その殆どが、習得と呼ぶにはほど遠い、成果となっているという。