だが、心ない他の人間達によって、もらったラブレターを奪われ勝手に発表されて、話が駄目になったり、嘘のラブメールをもらって行ったものの、一日中待ち惚けを食らったりして、良い思い出がろくに無かった。
だが、それでも夢見る乙女としては、いつも期待したい自分がいた。
今度こそは。
今度こそは。
今度こそはと毎回期待し、夢破れてもまた、期待するタティーだったのだ。
幸せになりたい。
ただ、それだけを夢見て今日もラブレターに胸躍らせるのだった。
いくつもあったラブレターの中から婚約指輪のあったそのラブレターに絞り会うことしたのだが、人間の世界で考えてもラブレターにいきなり婚約指輪をつけて送ってくる男というのはどうなのだろうか?
色恋沙汰にはろくな思い出が無いタティーはそういう経験値が無いので、単純に、真剣に交際を申し込んで来てくれるんだと判断して、会ってみることにしたのだ。
ワクワクしているのはタティーのみ、
【めがねさん】も【クインスティータ】も【ヴェルト】も【リセンシア】もこれは良く無いのでは?と判断していた。
ドスケベ四人衆もまた、【俺たちの女神が他人のものになってしまうかも知れない】と嘆いていたが、それは置いておくとしてだ。
待ち合わせ場所は【エニグマ】領の観光名所の一つ、【エニグマ噴水広場】の大噴水の前だった。
ワクワクしながら、待つタティーだが、彼女は見落としていた。
タティーは全部の手紙を見たわけでは無かった。
見なかった手紙の内、二通に偶然、婚約指輪を送りつけた相手と同じく、会ってくださいという事と待ち合わせ場所に【エニグマ噴水広場】の大噴水前を指定したものが混じっていたという事に。
つまり、【エニグマ噴水広場】の大噴水前には三人の手紙の送り主が待っている事になるのだ。
だが、それでも夢見る乙女としては、いつも期待したい自分がいた。
今度こそは。
今度こそは。
今度こそはと毎回期待し、夢破れてもまた、期待するタティーだったのだ。
幸せになりたい。
ただ、それだけを夢見て今日もラブレターに胸躍らせるのだった。
いくつもあったラブレターの中から婚約指輪のあったそのラブレターに絞り会うことしたのだが、人間の世界で考えてもラブレターにいきなり婚約指輪をつけて送ってくる男というのはどうなのだろうか?
色恋沙汰にはろくな思い出が無いタティーはそういう経験値が無いので、単純に、真剣に交際を申し込んで来てくれるんだと判断して、会ってみることにしたのだ。
ワクワクしているのはタティーのみ、
【めがねさん】も【クインスティータ】も【ヴェルト】も【リセンシア】もこれは良く無いのでは?と判断していた。
ドスケベ四人衆もまた、【俺たちの女神が他人のものになってしまうかも知れない】と嘆いていたが、それは置いておくとしてだ。
待ち合わせ場所は【エニグマ】領の観光名所の一つ、【エニグマ噴水広場】の大噴水の前だった。
ワクワクしながら、待つタティーだが、彼女は見落としていた。
タティーは全部の手紙を見たわけでは無かった。
見なかった手紙の内、二通に偶然、婚約指輪を送りつけた相手と同じく、会ってくださいという事と待ち合わせ場所に【エニグマ噴水広場】の大噴水前を指定したものが混じっていたという事に。
つまり、【エニグマ噴水広場】の大噴水前には三人の手紙の送り主が待っている事になるのだ。