タティーは【獣人にゃんこ】の時の戦いでファンがつき、応援する観客が増えていたのだ。
共に人気キャラでレイヤー達の人気も急上昇している者同士。
決勝戦は始まる前から大いに盛り上がった。
そうなるとタティーは焦る。
焦りまくる。
大舞台に慣れないからだ。
再び人間だった頃の緊張感を思い出す。
今度はピアノの発表会だ。
観客が思ったよりも多くて小さい頃、緊張して、失禁してしまったという苦い思い出が走馬燈のように彼女の脳裏をよぎる。
タティーは舞台袖で、
「あわわわわわっ……駄目なんですよぉ……こういうのは……」
といつものように弱音を吐く。
【クインスティータ】達はまたかという表情で見ていた。
どうせ勝つんだからという感じで受け取りまともに取り合わない。
偽クアンスティータの力を持っていても中味は小者なんです。
小心者なんです。
臆病者なんです。
と訴えたいが訴えても意味が無い事は彼女もわかっていた。
だから今日も諦めて、仕方なく戦いの準備をするのだった。
タティーは、
「うわっやっぱりこれ恥ずかしい。自分で作っておいてなんだけどスリットが脇腹の方まであるし……」
と言った。
キャラクターのコスチュームを忠実に再現するとそうなってしまうのだ。
これ着て舞台で戦うのか――そう思うと憂鬱になってしまう。
タティーは思考を変える事にした。
これに勝ったら優勝して優勝賞品がもらえるかも知れないとは思わない。
優勝賞品に興味はないのだから。
興味を持っているのは【クインスティータ】の方だ。
タティーと言えばやはり……
「これに勝ったら、お風呂。これに勝ったらお風呂……」
と惑星ファーブラ・フィクタでの最大の楽しみお風呂を思い浮かべる。
ドスケベ四人衆に覗かれても覗かれてもなおも入りたがるのだから相当である。
共に人気キャラでレイヤー達の人気も急上昇している者同士。
決勝戦は始まる前から大いに盛り上がった。
そうなるとタティーは焦る。
焦りまくる。
大舞台に慣れないからだ。
再び人間だった頃の緊張感を思い出す。
今度はピアノの発表会だ。
観客が思ったよりも多くて小さい頃、緊張して、失禁してしまったという苦い思い出が走馬燈のように彼女の脳裏をよぎる。
タティーは舞台袖で、
「あわわわわわっ……駄目なんですよぉ……こういうのは……」
といつものように弱音を吐く。
【クインスティータ】達はまたかという表情で見ていた。
どうせ勝つんだからという感じで受け取りまともに取り合わない。
偽クアンスティータの力を持っていても中味は小者なんです。
小心者なんです。
臆病者なんです。
と訴えたいが訴えても意味が無い事は彼女もわかっていた。
だから今日も諦めて、仕方なく戦いの準備をするのだった。
タティーは、
「うわっやっぱりこれ恥ずかしい。自分で作っておいてなんだけどスリットが脇腹の方まであるし……」
と言った。
キャラクターのコスチュームを忠実に再現するとそうなってしまうのだ。
これ着て舞台で戦うのか――そう思うと憂鬱になってしまう。
タティーは思考を変える事にした。
これに勝ったら優勝して優勝賞品がもらえるかも知れないとは思わない。
優勝賞品に興味はないのだから。
興味を持っているのは【クインスティータ】の方だ。
タティーと言えばやはり……
「これに勝ったら、お風呂。これに勝ったらお風呂……」
と惑星ファーブラ・フィクタでの最大の楽しみお風呂を思い浮かべる。
ドスケベ四人衆に覗かれても覗かれてもなおも入りたがるのだから相当である。