とてもじゃないが、タティーにそんな台詞を吐く勇気はない。
こんな恥ずかしい台詞を吐いた日には死んでしまう。
穴が空いていたら入りたいくらいだ。
動揺していると、【クインスティータ】が近づいてきて、
「わかってますわよね」
とにっこり笑った。
その笑顔が恐ろしい。
やれという意味だろう。
タティーは、
「そ、そんな……」
と言ったが、【クインスティータ】は、
「ご自分で選んだんですもの……出来ますわよね?」
と言った。
かすかな怒気がこめられている。
このキャラを選んだのはほんの茶目っ気です――とは、口が裂けても言えないタティーだった。
タティーは、
「えへっ……えへへへへへへ……」
と妙な笑い方をした。
目が勘弁してくださいと訴えている。
だが、【クインスティータ】はまっすぐ見返し。
「ごまかしは無しですわ。もしも、無様な演技をしようものなら、わかってますわよね?タティーさん」
とやはり、にっこり笑って答えた。
その笑顔が恐ろしい。
タティーは、
「ひ、ひぃ~……」
と軽く言ったとたんに、【クインスティータ】は、
「しっ……お静かに。そのキャラクターはそんな事、言いませんですわ。失格になりますわよ」
と言った。
それは恐ろしい。
ここまで来て失格などにされたら、たまらない。
タティーは無理に強気の表情を作って舞台に上がった。
早く決着をつけたい。
間違っても引き分け以下には出来ない。
圧勝だ。
それしか無い。
判定に持ち込まれたら演技では勝てない。
必ずボロが出る。
それだけは避けなくてはならない。
タティーは精一杯の虚勢を張り、
「ひ、ひねり潰してくれるわ」
と言った。
こんな恥ずかしい台詞を吐いた日には死んでしまう。
穴が空いていたら入りたいくらいだ。
動揺していると、【クインスティータ】が近づいてきて、
「わかってますわよね」
とにっこり笑った。
その笑顔が恐ろしい。
やれという意味だろう。
タティーは、
「そ、そんな……」
と言ったが、【クインスティータ】は、
「ご自分で選んだんですもの……出来ますわよね?」
と言った。
かすかな怒気がこめられている。
このキャラを選んだのはほんの茶目っ気です――とは、口が裂けても言えないタティーだった。
タティーは、
「えへっ……えへへへへへへ……」
と妙な笑い方をした。
目が勘弁してくださいと訴えている。
だが、【クインスティータ】はまっすぐ見返し。
「ごまかしは無しですわ。もしも、無様な演技をしようものなら、わかってますわよね?タティーさん」
とやはり、にっこり笑って答えた。
その笑顔が恐ろしい。
タティーは、
「ひ、ひぃ~……」
と軽く言ったとたんに、【クインスティータ】は、
「しっ……お静かに。そのキャラクターはそんな事、言いませんですわ。失格になりますわよ」
と言った。
それは恐ろしい。
ここまで来て失格などにされたら、たまらない。
タティーは無理に強気の表情を作って舞台に上がった。
早く決着をつけたい。
間違っても引き分け以下には出来ない。
圧勝だ。
それしか無い。
判定に持ち込まれたら演技では勝てない。
必ずボロが出る。
それだけは避けなくてはならない。
タティーは精一杯の虚勢を張り、
「ひ、ひねり潰してくれるわ」
と言った。