08 タティーの戦い


 Bブロック一回戦の試合は盛り上がっていたようだが、極度の緊張で何が行われていたかはっきりとわかって居なかった。
 この試合の勝者と仮にタティーが一回戦を勝ち抜けばあたることになるのだが、それをチェックしている余裕は彼女には無かったのだ。
 それよりは目の前の第一回戦をどうするか?
 そればかりが、彼女の頭の九割を支配していた。