【ヴィホヂット】と違って良い子だと思うタティーだった。
 【リーチェニー】は、
「本当はお姉様にあなたのことを完膚なきまでに叩きのめせと言われているんですけど、私そういうの苦手で。――私、コスプレは楽しくやらなきゃ駄目だと思って居るんですよね。例え対戦相手でも楽しく戦いたい。――そう思うんです。甘いですかね?こういうのって?」
 と言った。
 タティーは、
「そんな事ないです。私もそう思います。私達、気が合いそうですね」
 と言った。
 笑顔で答えたタティーに対して【リーチェニー】は少し戸惑いながら、
「あのこれ、差し入れです。食べてください。おまじないの意味も込めて」
 とお菓子を渡してきた。