それよりは、
「それより、相手との絡み、期待しているわよ」
 と言ってきた。
 この人は……とつっこみたかったが、言っても彼女は直らない。
 これが、【リセンシア】の人柄なのだから。
 それよりも選択したキャラクターのコスチュームを作る必要がある。
 いざとなれば背中の万能細胞、背花変で作ってしまえばいいのだが、この大会はコスチュームを作るという意味も含まれているのでそういう訳にもいかないだろう。
 タティー達に与えられた時間は3日しかない。
 この3日の間に、予定された7キャラ分のコスチュームの材料を揃えて作らないと行けないのだ。
 タティー達はそれぞれ材料を買いに走って、その後、せっせと縫い物をした。
 そして、三日後、闇コスの予選大会が始まるのだった。
 もう、服の直しはきかない。
 服のエントリーも済ませてしまったので、勝手に変更すれば失格となる。
 このままやるしかなかった。