だが、そういう下心を考えていたのは【クインスティータ】だけでは無かった。
 悪女、【ヴィホヂット】もまた、同じような事を考えていたのだった。
 【ヴィホヂット】には【リーチェニー】がついている。
 【クインスティータ】と人気を二分するレイヤーであり、タティーと全く同じプロポーションを持つ彼女の使い道は正にこれにあると言っても過言では無い。
 【クインスティータ】と【ヴィホヂット】――二人の思惑がひしめきあう怪しい大会。
 それが、闇のコスプレ大会だった。