売り飛ばせば、十万年生きる存在が一生安泰の生活を送れるだけの資金は少なくとも手に入ると言われているのだ。
 【クインスティータ】の第一の目的はこの大会での優勝をして、【ヴェール】の起動キーを手にする事にあった。
 もちろん、【ステージ2】もどき、現界においては超危険レベルの力を持つ【ヴェール】の起動を阻止するという目的もあるが、【ヴェール】の力を手にすれば、自分も偽クアンスティータとして認めてもらえるのではないかという期待もあったのだ。
 つまり、下心もあったのだ。
 【クインスティータ】だけでは優勝するかわからない大会もタティー達、美人どころを四人揃えばそれだけ、優勝確率も上がると考えていたのだ。
 タティーに性格に難ありの【ヴェルト】と【リセンシア】を紹介したのもこれが理由だった。
 二人とも美人だったからだ。
 美人が四人揃えば優勝も目じゃないと考えていた。