別に、タティーはお風呂で精神統一をしている訳では無い。
 むしろ羽を伸ばしてのんびりしているのだ。
 【リセンシア】は、
「まぁまぁ、気になるなら後でみんなで入って洗いっこしたら、私は撮影――もとい、見学させてもらうから」
 と言った。
 タティーは、
「【リセンシア】さん、鼻血……」
 とつっこむ。
 【リセンシア】の思惑はお見通しと言わんばかりだった。
 こうして、いつもの毎日が始まる。
 最初の目的地、第一の最大神殿までは後、半分と言ったところまで来ていた。
 このまま何事も無く終わるのか?
 それとも一悶着二悶着あるのか?
 あるいはもっとか?