タティーも覗かれるとわかっているのだから、もう少し警戒しても良いものなのだが、彼女はそれよりもお風呂の魅力に取り憑かれていた。
 全て忘れてお風呂でのんびりしたいという気持ちが先に立ってしまい、ドスケベ四人衆の事などすっかり忘れてしまうのである。
 【クインスティータ】は、
「全く、この懲りないバカ四人衆も四人なら、あなたもあなたですのよ、タティーさん。女なんですから、少しは警戒なさい」
 とたしなめる。
 タティーは、
「はい……わかって居ます。でも忘れてしまうんです。つい、お風呂の気持ちよさには勝てなくて……」
 と言った。