いきなり手玉にもとっていないのにフラれたのでは話にならない。
 フるのは【ヴィホヂット】であって【プライス】ではない。
 結果、【ヴィホヂット】は【プライス】に追いすがる形を取ってしまい、それが周囲の目には、【プライス】が【ヴィホヂット】をフって、すがりついて復縁を求めている様に映ったのだ。
 【ヴィホヂット】はこの時、プライドがズタズタにされた。
 それから悪夢を繰り返し見るようになったのだ。
 【プライス】はその当時、【ヴェルト】のお尻に熱を上げていた。
 そのため、怒りの矛先は【プライス】から【ヴェルト】に移っていた。
 自分をフッた【プライス】よりも【ヴェルト】が凄いと言われているようで悔しかったのだ。
 それで、ことあるごとに【ヴェルト】の仕事を邪魔してやろうと近づいてくるが、【ヴェルト】の側には腐女子、【リセンシア・アジュダンテ】が居た。