なので、署長室の扉を破壊する程度の力の持ち主を倒す事など容易――造作も無いのだった。
 【ヴェルト】は
「ちくしょう……」
 と悔しがり、
「悔しいけど、認めてやるよ。あんたのお尻は最高だ。あんたにはかなわねぇ。あんたについて行くよ」
 と言った。
 タティーは、
「あの……恥ずかしいから、そういう事言うの止めてください……」
 と顔を真っ赤にして訴えた。
 勝つには勝てたがなんだか大事なものを失った気がしたタティーだった。