そうこうしている内に時間も迫ってきている。
 早くしないと午後の面接に【リセンシア】が来てしまう。
 彼女まで問題児だった場合は手に負えない。
 早々に――少なくとも午前中までに決着をつけなくてはならない。
 なんでこんな目に……
 タティーは嘆くが、嘆いてもそれを解決してくれる者はここにはいない。
 自分でなんとかするしかなさそうだった。
 結果からみれば、タティーの圧勝だった。
 【クインスティータ】が挑んできた時と同様にタティーの背中についている背花変(はいかへん)と腰についている千角尾(せんかくび)が自動的に【ヴェルト】を制してくれた。