【あの人】の名前は【クインスティータ】――【クアンスティータ】ではない。
【ク【イ】ンスティータ】だ。
 これは本名ではなく、本名は【スウィート・ピュア】という名前がちゃんとある。
 だが、【スウィート】は本名は名乗らない。
 それよりも【クアンスティータ】をリスペクトした【クインスティータ・クェンスティー】という名前を名乗って居る。
 完全に【クアンスティータ】と名乗るとかたりになってしまうから一字外しの【クインスティータ】と名乗り、さらにもう一つ、【クェンスティー】とまた、クアンスティータに近い姓を名乗っている。
 本人が嫌うので、【スウィート】よりも【クインスティータ】と呼ぶが、彼女は【クアンスティータ】が大好きすぎる存在なのだ。
 好きすぎて、偽クアンスティータの仕事を手伝いたいと申し出たくらいだった。
 他の偽クアンスティータにはいらないと断られたため、仕方なく、ポッと出の偽クアンスティータのさらにもどきでもあるタティーにつくことにしたのだ。