だからこそ、【シュガーレス】はこの三つの架空世界の完成度に酔いしれ、執着するようになったのだ。
 本人が二度と作り出せないバランス感覚でくみ上げられた世界観。
 ならばこそ、【シュガーレス】はこの三つの架空世界が壊れるのを極度に恐れていた。
 出来れば、琴太達の討伐などに使いたくはなく、自分の作った最高傑作をいつまでも眺めていたかった。
 だが、ティアグラは怖い。
 黙っていたら粛正されるだろう。
 だから、【シャッフル・ワールド】の架空世界をバトルフィールドとして提供することにしたのだ。
 出来れば【シャッフル・ワールド】が無傷のままで琴太達を全滅させたい。
 そんな【シュガーレス】思惑を余所に三つの架空世界によるバトルが開始された。
 それぞれの架空世界の突破条件はそれぞれの架空世界の絶対的な地位にあるものの制覇という事になる。