他の絶対者アブソルーター達が聞いたならば、無礼打ちをしたかも知れない。
だが、ルゥオは目を閉じ、黙って聞いていた。
黙って、ドゥナの話をかみしめるように聞いていた。
そして、
「ありがとう。ドゥナ・ツァルチェン。芦柄 琴太。確かに俺よりも重みのある人生を送っているようだ。だから勝てんか。――確かにな。俺もそう思う。だが、退(ひ)く訳にはいかん。退(しりぞ)く訳にはいかんのだ。不器用と言われようと俺は――」
と言った。
ドゥナは、
「――わかります。それがあなた様の道なのですね。ご武運を」
と返した。
だが、ルゥオは目を閉じ、黙って聞いていた。
黙って、ドゥナの話をかみしめるように聞いていた。
そして、
「ありがとう。ドゥナ・ツァルチェン。芦柄 琴太。確かに俺よりも重みのある人生を送っているようだ。だから勝てんか。――確かにな。俺もそう思う。だが、退(ひ)く訳にはいかん。退(しりぞ)く訳にはいかんのだ。不器用と言われようと俺は――」
と言った。
ドゥナは、
「――わかります。それがあなた様の道なのですね。ご武運を」
と返した。