手術の時間を考えるともう決断しないと行けないのだ。
 だから、手術は受ける。
 このままでは役には立てない事が自分でもよくわかったからだ。
 どうしても役に立ちたかったらジュエモクリエーターの手術を受ける道しかないのがわかっている。
 だが、その前に琴太の話を聞きたかった。
 ただ、それだけなのだ。
 ドゥナは、
「お話しましょう。芦柄 琴太という人間。そして、彼の行動の原動力ともなっている義弟、芦柄 吟侍という人間と、カノン・アナリーゼ・メロディアスという人間について、私が知る限りの事を。吟侍とカノンという人間はあのクアンスティータと向き合っているようです。そこからエナジーをもらっているからこそ、芦柄 琴太という人間は強いのです。前に進めるのです」
 と言って星見で見た、琴太と吟侍、カノンの話をルゥオに聞かせた。