二人は、
「「わかりました。必ずや」」
 と言った。
 実は【シュガーレス】、本心では出るつもりが無かった。
 自分の考えた世界観をこんなことで傷つけたく無かったからだ。
 これは自分だけの世界と考えていたのだ。
 自分の架空世界に対するナルシスト――それが【シュガーレス】だった。
 このままでは自分の出番が来るかも知れないと思った【シュガーレス】はキレたふりをして、【ラット】と【ミアン】にハッパをかけたのだ。
 自分が出ると言えば、二人は同時に向かうとふんでいたのだ。
 そもそも【シュガーレス】は№18から№20のフィクジュエモクリエーター達が各個、琴太達に向かって行ったのにも反対だった。
 №二桁のフィクジュエモクリエーター達は自分で全部を考えることもできないろくでなしと見下していた彼は、初めから全員で琴太達にかかれば良いと思っていたのだ。
 雑魚は雑魚なりに全員で向かっていけば良いと思っていたのだ。
 №二桁のフィクジュエモクリエーター達にとってはずいぶん失礼な話だが、確かに、【シュガーレス】の言うことも一理あった。