結果、それだけの数で事に当たったにも限らず、全部合わせて小一時間程度という時間しか足止めする事は出来なかった。
 短いものはたった数秒で架空世界を突破されていたのだ。
 やはり、ランクの低いフィクジュエモクリエーター達では琴太達の相手にはならなかった。
 少しでもランクの高いフィクジュエモクリエーターが作り出す架空世界でないと、足止めすらままならないと思ったのか、№18のフィクジュエモクリエーターが刺客として現れた。
 №18のフィクジュエモクリエーターの名前は【メタリー】と言った。
 【メタリー】が作り出した架空世界の名前は【ラスボスハンター29】だ。
 【ラスボスハンター】シリーズとは架空世界のエリアに1000体のボスを配置し、それをプレイヤー達が協力して狩りとっていくというものだ。
 RPGゲーム風の世界観で、ボスは狩り取れば狩り取るほど、残ったボスのステータスが相対的に上がっていくというものだ。