02 ジュエモとフィクジュエモの刺客


 琴太達はフィクジュエモにばかり気を取られていたが、ジュエモという刺客も存在した。
 フィクジュエモはフィクションジュエルモデルの略で、架空の存在だが、ジュエモはジュエルモデルの略で、実在する存在をキャラクター化させるというものだ。
 言ってみれば、実在する存在を二次創作するようなものでもある。
 次に待ち構えていた刺客、№19のフィクジュエモクリエーターはフィクジュエモクリエーターとしての才能もあるが、ジュエモクリエーターとしての才能もある二刀流だった。
 むしろ、ジュエモクリエーターとしての方がランクは上だった。
 フィクジュエモクリエーターでは19番目だが、ジュエモクリエーターとしては実に14番目の実力者として名が通っていた。
 そのフィクジュエモクリエーター兼ジュエモクリエーターの名前は、【スリッパ】と言った。
 琴太達の前に立ちふさがる次なる壁はこの【スリッパ】だった。