06 フィクジュエモ界の台頭


 【ルツ】を撃破した琴太達に朗報が入って来た。
 ティアグラの四天王の二つ、偉存教の教主【ソイツァ】と謎のフィクサー【ツィテリュ】が勢力争いを始めたのだ。
 それに追従する形で他の強者達がそれぞれの陣営に分かれ戦いを始めたというのだ。
 これはティアグラの支配力が弱っているという事を意味していた。
 一番の原因はティアグラがクアンスティータにちょっかいをかけて大失敗したという事だった。
 クアンスティータの意に反したという事はティアグラが支配する支配エリアであるティアグラ・ワールドにおいても信頼の失墜を意味していた。
 ティアグラには任せておけないとどんどん、他の強者が名乗りをあげ、争いをはじめ、あちこちで小競り合いを起こしていた。
 求心力が確実に落ちているという証明でもある。
 ティアグラの本来の目的はクアンスティータをうまく手なずけて、その体制を盤石なものにするはずだった。