【魔女ナァニ】は、
「近いうちに王獣同士の戦いがある。この私の後継者を決める戦いがな。親心からルッケーサが無能な者に力を貸したのではないかと少々心配だった――それだけだ。王獣は全員可愛い我が子だからな」
 と言った。
 んじゃ、我が子同士を戦わせるなよ。
 不毛だろ、そんなの。
 というツッコミは我慢しておくとする。
 この場を逃れて助かりたいからね。
 【魔女ナァニ】は冗談が通じるような相手とも思えないしね。
 私達にはさらなる新たな試練の道が用意されているのかも知れない。


続く。