だけど、私の気持ちも同じね。
 今までの戦いを見る限り、ものすごい大物が出てきたという感じでは無かったようにも思える。
 難敵ばかりだったけど、それでも私達ががんばれば勝てるレベルの相手ばかりだった。
 次もそうとは限らない。
 最後の最後にという場合も考えられる。
 果たして最後の存在は導造君でも勝てるレベルなのか、否か。
 最後の【通界者】が口を開く。
「やぁ、私の名前はヘルツ。私が紹介するのは現界における都市伝説の一つだよ」
 と言った。
 正直、ホッとした。