03 私達のリーダー


 それにしても、相談した時の導造君の成長ぶりには目を見張るものがあったわね。
 あんな意見も言えるようになったなんて関心したわ。

「ちょっと、良いかな?」(導造)
「なんやねん、導造――しょんべんなら後にせいや」(西川 虎児(にしかわ とらじ))
「違うよ。ちゃんと意見を言おうと思ったんだよ。僕は考えたんだけど、もしも、王獣っていうのが相手にいるならその中のいくつかを仲間に出来ないかなと思って」
「何を言っている?聞いていなかったのか?王獣は敵として現れるかもしれないと言っていたんだぞ」(北島 武(きたじま たけし))
「――そうかな?僕は思ったんだけど、僕達の異能力はさ、吟兄(ぎんにい/芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ))の心臓になっている7番の化獣(ばけもの)ルフォスの宇宙世界から得てきた力だよね」(導造)
「そうや、それがなんなんや?」(虎児)