この仙界の通貨の一つである【源(げん)】という単位。
 その単位で100源から150源の価値を持つ品物を借りてくるというものだった。
 これは何度挑戦しても良いが、持ってくるのは一人一品ずつ。
 それ以外は認められなかった。
 一人でも範囲内の品物を借りて来られればそれでオッケーだが、この範囲内というのがなかなか難しかった。
 高すぎても低すぎても駄目なのだ。
 品物の判定は特別仙人が行う。
 品物の価値を見定める試練。
 戦いに勝つという事ではないので、キャリア達は相当苦労した。
 キャリアのオレンジの光体も使うなという指示が出ていた。
 あくまでも自分の目で見極めろとの事だった。
 特別仙人は読心術が使えるので嘘もつけない。
 正直にやるしかないので、繰り返し、屋敷=星のいろんなところから品物を借りてきた。
 159回目にして、ようやくマドゥワスが借りてきたものが149源と鑑定された時は全員ほっとした。