読心術でも使えるようだ。
 特別仙人というのもあながち嘘ではなさそうだ。
 説明しなくて良いのであれば、話は早い。
 通行手形を渡して欲しい。
 ただ、それだけだ。
 だが、
「規則は規則。我が輩が用意する試練を突破したならば、通行手形を渡そう」
 と言った。
 善峰が言っていた融通の利かない仙界の嫌な部分を見た気分だった。
 だが、争っていても仕方が無い。
 とにかく試練を突破すれば、通行手形を渡してくれるのだ。
 ここは素直に試練を突破するのが良策と言える。
 キャリア達は特別仙人から試練の説明を受けた。
 その試練とは――
 3つあった。
 一つ目の試練とは目利きだった。