第六章 特別仙人の試練


 キャリア達は屋敷=星への着陸許可を得て、着陸した。
 だが、着陸した場所は特別仙人が現在居る場所の星の反対側らしく、そこからかなり移動する必要があった。
 老人(善峰の事)を連れて移動するには遠かった。
 キャリア達は事情を家の小間使いに説明すると、小間使いは屋敷専用の乗り物を貸してくれた。
 借りた乗り物の名前は、【転移トランポリン】と言った。
 【転移トランポリン】はその上に立つと目的地にある他の【転移トランポリン】まで、ジャンプを繰り返し、運んでくれるというものだ。
 ただ、飛ばされれば良いのだが、それは老人(神)にはきつかったらしく屋敷(星)の裏側にある【転移トランポリン】に着いた頃には、
「も、もう……少……し、老人……をいた……われ……」
 と息も絶え絶えに文句をつけた。
 ごもっともである。