第五章 仙界へ


 キャリア達を乗せた超光速宇宙船は表層階層宇宙で思いもかけない邪魔者に進行を邪魔されていた。
 新たなるリビングデッドだ。
 どうやら死にたてホヤホヤのリビングデッドらしいが、自分が元の宇宙世界で殺されたのが納得いかないのか周りにあたり散らしている。
 この急いでいる時に――
 キャリア達はいらいらを募らせた。
 だが、宇宙船を壊してしまったら、超光速での移動が不可能になってしまう。
 それだけは避けねばならなかった。
 ピリオドが、
「私がなんとかしてきます。キャリアさん、二人をよろしくお願いします」
 と言った。
 二人とは、フラワ族の二人の事を指す。
 遠い親戚のような存在である二人の事が心配なのだ。