アレンジとボードは自分達がかなり小馬鹿にされた事を感じ取ったのか、押し黙り、強力な殺意を持って向かって来た。
 キャリアは、
「はい、さようなら」
 と言って、刺客を瞬殺した。
 キャリアの前だけでなく、キャトラ、フォール組とジャンル、マドゥワス組にも同じような刺客達が襲いかかっていたが、その二組も問題なく刺客を撃破した。
 どうやら、刺客の弱体化を見る限り、ゼットオメガ一派の勢力は末期に近い状態のようだ。
 思ったよりも簡単に善峰救出が出来るかも知れないとキャリア達は思った。
 だが、簡単に倒せようがなんだろうが、無駄な戦いはしたくないという思いは変わらない。
 とらえられている存在は全て解放させたいところだが、キャリア達は先を急いでいる。
 目についた救助要請者は助けるが、深くまで探さないと決めて、善峰を探した。
 そして、ついに善峰と思わしき老人をキャトラとフォールのコンビが見つけた。