敵の数を見誤るという事はそれがきっかけでやられる可能性だってあるのだ。
 慎重にかつ早急に行動する必要がある。
 早急にというのは、当然、フラワ族の二名の負担の問題もあるからだ。
 お互いが争っていない状態の二名は徐々に痛みが増しているのだ。
 黙っていてもフラワ族の二名が受けている呪いは二名に苦痛を与えているのだ。
 このままの状態でいつまでもつかわからない以上、急ぐ必要がある。
 いつまでも冥界でモタモタしているような余裕はないのだ。
 すぐにでも善峰を救い出し、とんぼ返りで、冥界を出て、仙界に行かなければならないのだ。
 気持ちは焦るが、暗殺者に対して焦りは禁物だ。
 それこそ、相手の思うつぼだ。
 冷静に、正確に敵を仕留めて行く。
 ある程度、敵の数を減らしたら、善峰を捕まえて、そのまま超光速宇宙船に乗せてドロン。
 それがキャリア達が取るべき行動だった。