第二章 仙神(せんじん)善峰(ぜんぽう)救出へ


 声の主の話をまとめると――
 声の主の名前は仙人の神、仙神(せんじん)の善峰(ぜんぽう)というらしい。
 物見遊山のつもりで、冥界に来たが、仙界(せんかい)出身の彼は第二階層の強者に捕まってとらわれたらしい。
 その後、その第二階層の強者はフラワ族の戦いから逃れるように第三階層に逃げ、善峰も一緒に連れていかれたという。
 だが、捕まりながらも善峰は得意の仙術で占い、フラワ族の血縁が自分を助けてくれる事になると出たので、意識を第二階層に残しておいたらしい。
 当然、取引となる材料が必要だが、フラワ族の呪いを解くという理由があれば、取引として成立すると思っていたので、話が通じるのをまっていたのだ。
 フラワ族の二名にも直接思念を送っていたのだが、二人はそれどころではなく、善峰の念話は無視され続けた。
 それでも根気よく待っているとキャリア達が現れたのだ。