キャトラは、
「うにゃん、うにゃん、うにゃん」
 とさらに玉でじゃれている。
 玉の中には【れいあ】の部下達が。
 部下達の体が玉の中でまず溶けて、更に本体のコインも次第に溶けていった。
 今度は、【れいあ】が驚く番だ。
 キャトラもまた成長し、強力な戦力となっていたのだ。
 たかだか、第一階層の強者程度に遅れを取るような彼女ではなかった。
 追い詰められた【れいあ】は再び子供の仮面をかぶる。
「ごめんなさい、ごめんなさい。冗談だったんです」
 とわびを入れる。
 だが、このわびは本心ではない。
 油断したところを再び襲うつもりだ。
 そんな事はキャリア達も先刻承知。
 もうだまされない。