これは冥界独特の反応なのだろうか?
 異様な気配は少しずつ近づいて来る。
 反応から見るとまるで子供の歩幅で歩いているかのようにゆっくりとだ。
 じっと待つ。
 そして、ようやくその気配の主が遠方にうっすらと見える。
 子供のようなではなかった。
 子供そのものだった。
 顔は青いが、見た目は普通の人間の子供の様に見える存在がとことこと歩いてくる。
 だが、怪しさは際立っていた。
 この星の環境から考えて、ただの子供が生きていける訳がない。
 それくらいの環境の星だったからだ。
 生きてここを普通に歩いているという事はただの子供では無いと言う事を物語っている。
 子供はキャリア達の前まで歩き、声をかける。
「お姉ちゃん達、旅の人?」
 と。