ゴッドマスターは
「そいつはお互い様だ。僕が命令しているのに聞けないなんて、なんて悪い子だ。お仕置きが必要だな」
 とあっちも身構える。
 キャリアであれば、オレンジの光体で敵を探れるが、今は連絡が途切れている。
 どうやら、キャリアとは感覚は共有出来てもここでは別の存在として引きはがされているようだ。
 ほとんど同種の存在であるジャンルとマドゥワスが同一の存在として認識されて、この異空間に引きずりこまれたようだ。
 それから推測するに、【ひきこもり】と呼ばれる存在は本来たった1名に対して、その効果を発揮するタイプのようだ。
 対象者を他の存在と切り離して、隔離し、自分のテリトリーで戦うという存在のようだ。
 どうやら、この引き込んだ異空間の中では無敵だと主張したいようだが、ジャンルがこれたという事はその力は完璧ではない。
 ジャンルが居たことで自分のテリトリーを変更するような臆病な一面も見せている。
 よく見れば穴だらけのような相手と言える。