第二章 冥界へ


 ピリオドは、
「本当に良いのかい?私の目的に付き合うって事で?」
 と言った。
 キャリア達は頷く。
 それで良いという意思表示だ。
 キャリア達はあれこれ画策しても信頼関係はなかなか築けないと判断し、思い切って腹を割って話すことにした。
 ピリオドの話を少し聞いてしまったこと。
 自分達はクアンスティータという途轍もなさ過ぎると言ってもまだ足りないような化獣(ばけもの)から逃げてこの幽界に来ていた事。
 自分達が幽界から歓迎されていないという事。
 自分達が置かれている状況などを出来るだけ話した。
 ピリオドの方は少々面食らっていた。
 まさか、ここまで正直に言われるとは思っていなかったのだ。
 怪しい態度を取ってきたピリオドをここまで信用するという事を示されたのだ。
 警戒されているのは知っていたのでキャリア達が自分達の事情をさらけ出して来るとは夢にも思っていなかったのだ。
 ここまでされたからには、ピリオドとしては多少は答えねばならない。
 ピリオドも自分の生い立ちについて少し話した。
 もちろん、全てではない。
 だが、キャリア達に答えるだけの答えは用意したつもりだった。
 どこまでを信用してどこからを疑うか――