そんな【古都百合】は時の帝に見初められた。
 だが、夫の事を愛していた【古都百合】は帝の求婚に対して決して首を縦にはふらなかったという。
 だが、どうしても【古都百合】を手元に置きたかった帝は、特別侍女として、宮中に迎える事にした。
 【古都百合】としても仕事をしなくては生きていけない。
 特別侍女としての役目を引き受けた。
 しばらくは平和な日々が続いたが帝の死と時を同じくして【古都百合】の立場は危うくなっていった。
 いつまでも若く美しい姿の【古都百合】を宮中の者が不気味に思うようになったのだ。
 そして、言われ無き迫害が始まる。
 何かと理由をつけては無理難題を【古都百合】につきつける宮中の者達だったが、【古都百合】は黙って対処していた。